ドイツでペットを。 どこから新しい家族を迎える?
私の家族は異常な動物好き一家で、もれなく私も動物大好きな変態です。(笑)
そんなわけで国際結婚してドイツに移住してからもペットは猫と犬を飼う予定でした!
ただ、ドイツでは日本と事情が異なり、ただ猫を飼うにしてもいろいろなカルチャーショックが😅
それでは今回はドイツのペット事情をお届けします♡
![子犬と子猫](https://elly-germany.com/wp-content/uploads/2021/03/friends-1149841_1280-1024x602.jpg)
ペットショップで買う!?
日本でペットを飼うとなるとやっぱりペットショップが頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
ペットショップに行くととっても可愛い子猫や子犬がたくさんいて見ているだけでも心が和んでしまいますよね 🙂
しかし、ペットショップで取り扱われる”商品”である動物の生まれた環境や、生まれ方や売れ残った後の環境はとても酷く悲しいものです。
動物愛護の点からイギリスにはペットショップがない、なんて聞いたことがありませんか?
正確には犬・猫の販売をしているペットショップがないのですが、ドイツもそうなのです!
もちろん、ドイツにはたくさんのペットショップがあります。
でもほとんどがペットフードやペットグッズのみを売っていて日本のようにガラスケースに入れられた犬や猫は取り扱っていません。
ただ、私が行ったことがある中で金魚や熱帯魚、爬虫類やウサギを売っているペットショップはありました。
また、とあるペットショップでは犬猫は売ってはいないものの、そのペットショップ内で飼っているそうで猫がショップ内の展示してあるキャットタワーの上で寛いでいるのを見ました!
![店内の猫](https://elly-germany.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_5183-768x1024.jpg)
猫ちゃん達は慣れているようで私には見向きもしてくれませんでした(笑)
同じフロアに金魚が売っているコーナーもあったのですが、そっちに行って金魚を取ってしまわないのか少し心配でした。
そんなわけでドイツで猫や犬などの一般的なペットを飼いたいときにペットショップは買い付け先の選択肢には入れません。
私たちは念のために、ペットショップの掲示板に子猫でなくても5歳くらいまでの猫を飼いたいので探していますと張り紙をしてみましたが誰からも連絡が来ることはありませんでした。
Tierheim(ティアハイム)から引き取る?
Tierはドイツ語で動物、heimはシェルターのことです。(セキスイハイムのハイムはドイツ語から来てるのでしょうか?)
その名の通りTeirheimは動物保護施設のこと。
ドイツでペットを飼うとなると最初に考えられるのはこのティアハイムかと思います。
ドイツの主要都市に必ずあり、素晴らしいことにこのTierheimは全てボランティアの人と寄付金で成立しているんだそうです!
かなり大きな施設で、施設内にはドッグランはもちろん各動物が快適に過ごせる十分な広さの部屋があり、犬や猫の他に爬虫類、鳥類、豚などもいるようです。
たくさんの子たちはこのティアハイムから新しい家族を見つけるんだそう。
もちろん、新しい家族が見つからなくても殺処分されることはなく、このティアハイムで一生を健やかに過ごします。
![ティアハイム](https://elly-germany.com/wp-content/uploads/2021/03/DSCF1178-1024x683.jpg)
とても理想的な施設ですよね。
もちろん、貰い先が見つかればホイホイと引き渡すわけではなく、その子があちこちたらい回しにされないように、健康で幸せに過ごせるようにきちんと引き渡し先の家族のこと、家のこと、飼育経験のことを厳しくチェックします。
実際に私の知り合いはこのティアハイムから猫を引き取りましたが、家の大きさや、家が2階以上の場合は窓やベランダにネットをしているかなど、きっちりと審査されたそうです。
審査もしっかりしているとなるとより安心ですよね 🙂
SNSやeBayなどのメディアで探す?
SNSやeBay(売り買いが簡単にできるオンラインの大きな掲示板)で探す方法もあります。
日本でいう、ブリーダーさんや里親募集と同じ感覚です。
我が家のニーちゃんもSNSで見つけてお迎えに行きました。
私(日本人)の感覚として興味深いのは、日本だと里親募集=無料ですがドイツで無料で犬や猫を引き取ることはなかなかありません。
種類にもよりますが、日本で俗にゆう雑種、トラ柄だったり三毛柄だったりと、有名な種類でない猫もベルリン地域でSNSで探すと100~300ユーロ程で売られています。
これは、命を貰うという点や引き取りまでにかかった費用などを考えてのスタンダードなのかなと思います。
しかし悪知恵が働く人はどこにでも必ずいるようで、ドイツ周辺の国で宜しくない環境で産ませた子猫や子犬を生後数週間で親から引き離し、ドイツ国内で売りさばく人もいるんだとか。
なのでSNSでペットを探す際は相手の環境やどうして育てられない子猫・子犬が産まれてしまったのかなど引き取る側も慎重に調べる必要があります。
もちろんたくさんの素晴らしい里親募集広告がありますし、現代的な方法でより身近に新しい家族を迎える方法なのでSNSで探すのも一つの手段です。
![子犬と女の子](https://elly-germany.com/wp-content/uploads/2021/03/child-1867463_1280-1024x682.jpg)
今回はドイツでペットを飼う3つの手段を考えてみました!
身近なペットの飼い方でも国が違えば手順も違っておもしろいですよね 🙂
我が家のかわいいニーちゃんについてはこちら👇
みなさんはどのようにペットを飼ったのかコメント下さい♡
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3H7TEZ+2V017E+41IC+66OZ5)
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