【ドイツでの国際結婚手続き】 ④配偶者ビザの申請の仕方

国際恋愛

無事に結婚して日本大使館でも手続きを済ませたら、今度はビザを申請しに行きましょう!

これまでの記事はこちらから確認できます。👇

今回は私が2020年に実際に(いわゆる)配偶者ビザを申請した時にしたことをご紹介します!
申請する場所によって変わってくるので、あくまで私の場合です。

ネットで見てみると苦戦した人がかなりいたので正直ドキドキでした
でも私の場合は申請したその日から配偶者ビザの条件での滞在・労働の許可が出たので良い意味での拍子抜けという感じでした。

仕事仲間にも配偶者ビザとれたよ~と報告したらそんなに早く!?とビックリされるくらいでした。
ラッキーだっただけかもしれませんのでご参考程度にご覧ください 🙂

移民局の訪問予約を取る

ドイツの手続き関係はとにかく予約を取るから始まります!
私の時は特にコロナの影響で予約者以外移民局(外人局)の中に入ることすらできない状態だったので、とにかく何をするにも予約をまず確保!!

予約のページ

ただこの予約システムがなかなかに空きがなくて全然予約が取れないんですよね。
ドイツ国民の人と結婚して、初めての配偶者ビザを申請する人は、移民局のこちらのページから予約を取ってください。
このページに必要書類も書いてあるので目を通して、どんどん集めていきましょう!

予約方法

一番下までスクロールすると、「Make an appointment」があるのでそこをクリック。
予約画面を進んでいってください。
英語またはドイツ語を選べるので、私のようにドイツ語がまだ分からない方は英語で進められます。

予約フォーム

この「Request」のところはたくさんの選択肢がでてくるのですが、私は「Residence permit for wife/husband, parents and children of German citizens (section 28)」というのに当てはまったのでこちらを選択しました。

旦那さんの国籍によって異なるので自分の申請したいものを選んでください。

必要情報を入れたら予約日を選択する画面になります。
青色の日を選択すると、予約可能な時間枠がでてくるので希望の時間をクリック。

予約フォーム

ちなみに、これは4月6日に調べたときにでた最短の予約可能日です。

お分かりでしょうか。そう、最短予約可能日はちょうど2か月後なのです….!
このように予約が取れるのがかなり先なことが多いので時間に余裕を持って準備してください!!

本当かどうか分かりませんが、朝の早い時間帯(ドイツ時間の6時とか)に予約枠の更新をしてるとかで、朝早くに覗いてみると早い日にちを予約できたりするそうです。

予約が完了するとEメールで予約確定の連絡と共に受付番号が送られてきます。
なのでメールアドレスはお間違えの無いように

必要書類を集める

パスポート

予約確認メールに添付されていた必要書類を全て用意しましょう!
私が用意したのは下記です。(私は子供がいないので、子供がいる人は異なります!)

  • 記入済みの申請書
    このページの「Forms」からダウンロードできますので全て記入してください。
  • 有効なパスポート
    パスポートはビザを申請する人だけでなく、結婚相手のものも必要です。
    名前を変更した方は変更後の名前のパスポートが必要です。
  • 最新の証明写真
    写真の条件はここからダウンロードできます。
  • 婚姻証明書
    結婚式でもらったやつです。
  • ドイツ語A1レベルの証明書
    私はA1.1のクラスを終えた証明書。
    加えてA1.2のクラスを予約した時にもらった予約確認書を持っていきました。
    (コロナの影響で授業がなくなっていたのでこの時点でA1.2のクラスはまだ受けていませんでした。)
  • ドイツに居住しているという証明書
    住民登録と、私の名前が入っている大家さんとの契約書のコピーを持っていきました。

条件によって異なるので、必ずしもこれで申請許可が下りるわけではありません!!
が、私は追加での書類等は求められませんでした。

ネットで調べて、人によって必要だった書類が異なるのでこれプラスハンズ(夫)と私それぞれの過去3か月分の給料明細も印刷して持っていきましたが私たちの場合は不要でした。

ドイツ語A1レベルについても私はそのレベルのドイツ語を話すことが出来ず、かつクラスにもまだ参加していなかったので不安でしたが、A1.2のクラスについては予約完了の書類だけで何も問題ありませんでした。

予約日に夫婦で申請に行く

書類が揃ったら余裕を持って予約した日に移民局に申請に行きましょう。
申請に行く際はビザの申請者だけでなく、パートナーも一緒にいかなくてはなりません。

予約日当日

予約時間の15分前ほどに到着。
セキュリティの人に予約完了メールをみせ、移民局の中の待合室に向かいました。

待合室にはモニターがあり、予約番号と部屋番号が表示されるので自分の番号がでたら指定された部屋に入ります。

担当者と対面!

私たちの担当は爽やかな好青年という感じの30代前半の男性でした。
かるく挨拶をして書類を提出。
私がドイツ語をほとんど話せないので英語で話してくれました。

5分ほどでし提出した書類を入力するのでまた待機室で待っているよう言われて退出しました。

再度担当者のもとに

待つことまた5分か10分で再度同じ部屋に呼び出しがあったので向かいます。

入力が済んだので先ほど提出した書類を返してくれました。
今回は3年間のビザを発行してくれるそうです。大体みんなそれくらいなのかな?

あと、この3年間が終わって次にビザを延長するとき(永住権を申請するとき)までにドイツ語をB2レベルまで取得しないといけない。
そのために3か月以内に次のドイツ語コースを予約して、予約完了の書類を担当者宛てに郵送しなければいけないと言われました。

これで無事に申請が終了!

申請後

配偶者ビザはカード状のもので、後日郵送で自宅に届くそうです。

配偶者ビザが届くまでに使える、配偶者ビザと同じ効力を持つレターを発行してくれました。
つまり、この申請した日から自由に労働ができる!

なので私の場合は申請したこの日から配偶者ビザの条件でのドイツ滞在・労働が可能になりました!
申請料の100ユーロを払ってその日は終了だったと思います。

後日、カードを受け取る

上記でも書いたように、申請が済んだら後はカードが届くのを待つだけです。

実際一か月くらいした後で郵送で自宅にカードが届きました。
おかげで身分証明も楽になりました😁

これが私が初めて配偶者ビザを申請した時の様子です。
何度もしつこいですが、ケースバイケースなので個人の経験です。ご参考程度に。

何か不明な点があればお気軽にコメント下さい♪

コメント

  1. 小林みさき より:

    ブログ、とても細かく情報を書いてくださっていて助かっています。
    はじめの書類の提出からビザ取得まで、人によって大分かかりそうだな、と思ったのですが、もう結婚することが決まっている場合などは延長ビザ(Fiktionsbescheinigung)などを申請することなどは可能かご存じでしょうか?
    このプロセス中は何のビザで滞在できていたのでしょうか?
    長文失礼いたしました!

    • elly より:

      コメントありがとうございます。
      返信が遅くなり申し訳ございません。
      私は配偶者ビザを取得するまではワーキングホリデービザで滞在していました。
      結婚が決まっていてその前にビザが切れる場合に延長ビザの申請が可能かどうかは私の方では分からないので移民局の問い合わせページから直接聞いてみた方が確実かと思います。
      お力になれず申し訳ないです。
      また何かあればコメント下さいね:)

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