【海外で子育て】ドイツでのバイリンガル育児わが家のリアルと実践アドバイス

ドイツでのバイリンガル育児 海外で子育て

ベルリン在住のエリーです。
海外で暮らす家族や、国際結婚をした家族の大きなテーマ、子どもの言語。
子どもをもつまで、海外に住んでいれば、
子供は自然とバイリンガルになるんだと思い込んでいました😅
ところがそれは大間違い!

今回はドイツ人パパと日本人ママ(私)の我が家のバイリンガル育児のリアルをご紹介します😉
子どもは現在4歳と2歳、長男はおしゃべりな方です。
我が家のバイリンガル、日本語の維持育児の工夫と実際、
リアルな悩みや続けるコツをまとめます。
バイリンガル育児皆さん、一緒に頑張りましょう✊

🏡我が家の基本情報

わが家は「OPOL(One Parent, One Language)」方式で、
私が日本語、夫がドイツ語で話します。
ちなみに、私と夫(両親間)は英語で話します。
私はとにかく日本語しか話さないを徹底しています。
(実際ドイツ語がそんなに得意ではないですし。。🤭)

子どもの通う保育園はドイツの現地校、ドイツ語環境です。
住んでいるのもドイツなので日本語を教えられるのは母の私のみ😅

ベルリンには様々な国からの移民がたくさんいます。
うちの保育園もかなり多国籍で、みんなドイツ語+両親の言葉を話す環境です🌎

長男4歳👨は、保育園に通ってからぐっとドイツ語語彙が増えました。
すでに人によって話す言語を変えられます。
日本語もかなり語彙が増えましたがわからない単語やとっさのときにはドイツ語が混ざります。

次男2歳👦は二語文を話すようになってきた段階で、日本語もドイツ語も同じくらい話せます。
兄弟間では主にドイツ語で話すようです。

📚 ドイツ在住家庭の日本語維持法:わが家の工夫3つ

ドイツではどうしてもドイツ語が優勢になります。
そこで、わが家では以下の3つの方法でなるべく日本語を自然に取り入れています。

① 日本語の絵本で小さい時から耳を慣らす

絵本を読んでほしいと言われたら必ず読むようにしています。
そして寝る前の絵本は必ず日本語で。
私はドイツ語の絵本でも日本語に翻訳して読んだり、
絵からストーリーを自分でつくって日本語で読んでいます。

日本語の絵本は日本に帰った時に買って持って帰ったり、日独センターで借りたりしています。
長男も次男も『びりびりじゃあじゃあ』、『しましまぐるぐる』の
リズムや音を楽しむ絵本が0~1歳ごろは好きでした。

絵本は楽しく読むようにしている(声を変えたり、なりきったり)ので
未だに2人ともパパよりママと本が読みたくて順番待ちをするくらい私と本を読みたがります。(笑)

ベルリン日独センターでの本の借り方はこちら👇

② 学習系おもちゃを使う

あいうえお表や、タッチペンで名前や説明を読み上げてくれる図鑑など
学習系のおもちゃも活用しています。

子どもたちもかなり興味を持って集中して遊んでくれるので大助かり😃
図鑑で覚えた言葉もかなりあります。
あいうえお表なんかもトイレや洗面所に貼っておくとみて興味を示すので良いです👍

日常のスキマにも日本語をいれてあげましょう!

③ 日本の行事をしっかり祝う

言葉もそうですが、日本の文化も伝えたい。
その文化や背景を知っておくことで日本語の理解もしやすくなると思っています。
それに行事はしっかり楽しみたい!
なので、我が家では日本の行事をなるべく全力で楽しむようにしています😆

例えば春はお花見、子どもの日の鯉のぼり、お盆やお月見など🌸🎏🍡
おいしいものが食べられて子どもも楽しいし
思い出にも残りやすいのでおすすめです!

🤔 バイリンガル育児の壁と、わが家の対処法

バイリンガル育児4年でぶつかった壁と我が家ではどうしているかもご紹介します。

ベンチに座る子供たち

💬 ドイツの家族やお友達の前での会話

日本語担当の私は子どもとは絶対にドイツ語で話すのを徹底しています。
しかし日本語が分からない義両親や友達の前でも
日本語でのみ子どもと会話をするのは難しいです。

まず私は義両親やよく一緒に公園に行くお友達の両親には
私は日本語のみを話すことを伝えてあります🗣
なので義両親なんかは気になるときだけ
『今はなんて言っていたの?』と聞いてきます。
私もそうですが、今の段階では子どもに何を言ったのか大体予想がつくし
他の家族が分からない言語で会話をしていても実際は気になりません🤭

しかし、子どもの友達にも話しかけたりする場面もあるのでやはりドイツ語も使います。
私は日本語で話した後に他の子もわかるようにドイツ語で同じことを言うようにしています🥨
時間はかかりますが、そうすることで日本語もキープしつつ周りとの協調もとれて一番いいのかなと思っています。

🧩 ドイツ語と日本語が混ざってしまうこと

『ママ、Wasserもっとちょうだい』、『このゴミをwegschmeißenするの』
など日本語の中にドイツ語が混ざることがよくあります。

私はそういったときにはもう一度日本語でいうようにしています。
『お水がもっとほしいんだね』、『そのゴミを捨てるんだね』
そうすると続けて
『そう、お水がほしいの』、『うん、ゴミを捨てるの』
というように自然に子どもも正しい日本語で返してくれたりします。

でもいつもそうではなく、そのまま返答がないことも😅
そんな時は日本語ではどう言うのか教えるようにしています。
余裕や時間がない時は特に言及しません。

これはもっと語彙が増えればなくなっていくのかな、とまだ経過観察中です🔍

🌱 ドイツでバイリンガル育児を続けるために大切なこと

ドイツでのバイリンガル育児を4年続けて感じるのは、
継続して日本語を使う大切さです。

先輩ママの話を聞くと、バイリンガル育児は本当に大変!
諦めたという先輩ママもたくさんいました。

私の場合は幸か不幸か私自身があまりドイツ語が上手ではないので
必然的に日本語のみになってしまいます。
それが今のところ功を奏しているのかなと思います😏

今はまだ話すこと、聞いて理解することが主なフォーカスですが
もう少ししたら読み書きの段階に入ります。
日本語の読み書きはぐんとレベルが上がるので、また随時現状をお知らせしますね☺

💬 まとめ:焦らず、自分たちのペースで続ける

海外でのバイリンガル育児には正解がありませんよね。
子どもによっても、日本語の伸び方や興味の持ち方はまったく違います。

大切なのは、「完璧」より「継続」
今はできる限り、無理せずできる範囲でバイリンガル育児をして
子どもが大きくなった時の財産になればいいなと思います。

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