無事にドイツでドイツ式の結婚が出来たらあともう一息です。
今回は結婚式が終わった後、忘れるとまずい日本側でやらなければならない手続きをご紹介します。
この前にやることはこちら👇
結婚式が終わってから私が日本大使館に行ってやったことは実質2つだけですが、日本にいる家族に手伝ってもらわなければならないので時間に余裕をもって取り組んでください。
日本大使館に婚姻届けを提出する
ドイツ式で無事に結婚が済んだら、日本側にも結婚したことを報告しなければなりません。
やることはいたって簡単で、下記の書類を持って日本大使館に行って手続きをします。
私がベルリンにある日本大使館に行く際に特に予約などは必要ありませんでした。
- Bürgeramtでもらった婚姻証明書（Heiratsurkunde）原本
- 自分（日本人側の）戸籍謄本または戸籍抄本 原本
- パートナー（ドイツ人側の）パスポート 原本
こちらの大使館のHPでも必要書類が書いてあるので最新情報はそちらで確認してください。
私はハンズ（夫）も一緒についてきてもらいましたが、パスポートさえあればドイツ人パートナーは同伴でなくて良いようでした。
それぞれのコピーも持って行った方がいいようです。
大使館に結婚した旨を伝えると日本語の婚姻届けとそれぞれの書類を和訳したもの（自分でする）を記入する書類を貰えるのでその場で記入すればOKです！
この大使館で受理された婚姻届けが日本の管轄役所に行き、戸籍が更新されます。
私はそれまで両親と同じ戸籍でしたが、結婚したことにより独立した戸籍が作成されました。
次の項目に関わるのですが、この反映されるまでにかかる日数は大体4～6週間ほどだそうです。
Bürgeramtで苗字の変更を申請する
私の場合は、もともとダブルネームを希望していたのですがBürgeramtの担当者によると配偶者ビザを申請するときにややこしくなるから一先ず旧姓のままでそのあとに変更したほうがいいと言われ旧姓のままでした。
実際には配偶者ビザを申請するときにはすでにダブルネームに変更した後でしたし特に問題もなかったので結婚の手続きの時点で名前を変えとけばよかったと後悔しています。
というのも、結婚式の後6か月以内であれば苗字を変更するのは書類を提出するだけなので簡単なのですが私の場合はドイツ語が話せないのでその苗字変更のためにBürgeramtに行く際も法廷通訳士を手配しなければならず、出費になってしまったのです。法廷翻訳士さんは結構金額がかさむので一度で済ませておきたかった…
でもやることとしてはBürgeramtに電話またはオンラインで苗字変更の手続きの予約を入れて、婚姻証明書と2人のパスポートをもって担当窓口に行くだけです。
苗字についてはこちらの記事も参考にしてみてください。👇
日本から戸籍謄本を送ってもらう
日本大使館に婚姻届けを提出した後、余裕をもって2か月ほどたったら日本にいる家族に戸籍謄本（または抄本でも良いみたいです）を取得してもらい原本をドイツに送ってもらいましょう。
私の場合は私から委任状のようなものは必要なく、私の母が取得してくれました。
役所によって異なるかもしれませんので、取りに行く前に一度電話で聞いてから言ってもらった方が確実です。
私の場合はコロナの影響もあったようで日本から発送してもらってから（普通国際郵便）2週間強でポストに届いていました。
もしも日本に戸籍謄本を代わりに取得できる人が誰もいない場合は日本大使館の方に相談してみててください。
日本大使館でパスポートの名前を変更する
無事に新しい戸籍謄本の原本が手元に届いたら古いパスポートと新しいパスポートに載せるようの顔写真（縦4.5cm×横3.5cm，正面，無帽，無背景，6か月以内に撮影されたもの）を持ってまた日本大使館にいきましょう。
私のパスポートは有効期限があと2年半くらい残っていたのですが、大使館の窓口の方にそれだったら名前変更でなく新しいパスポートを申請したほうが安いと教えて頂いたので新しく10年分のパスポートを申請しました。
申請を済ませたら、支払いは受け取りの時にします。
日本大使館では基本的に現金のみ取り扱いなので現金を用意して行くようにしてください。
金額は130ユーロでした。
最新の料金はこちらからご確認下さい。
通常新しいパスポートは5営業日後に受け取り出来るそうですが、実はこの時仕事の関係で早急にパスポートが必要でその旨を先に電話で伝えたら特別に午前中に提出したらその日の午後には受け取れるように手配してくれました！
＊たまたま余裕があったのと、特別に対応して頂いたようなのでいつもしてくれるわけではありません。
おすすめはしませんが万が一急を要する場合は一度電話で相談してみるといいかもしれません。
以上が私が日本大使館でしたことです！
2回ほど大使館に行かなければならないので近くに大使館がない人は少し面倒ですが、郵便での受付もやっているようですので確認してみてください。
やること自体はそこまで面倒ではないのですが時間が結構かかるので余裕を持って計画を立ててくださいね。
次回は配偶者ビザを申請したときのことです👇
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